510日(木)、光道園にて福井市初等科研修「福祉施設実習研修」が行われました。

 

福祉施設実習研修は、福井市職員の方を対象とした初等科研修のカリキュラムの中に含まれているものであり、福祉の現場を体験し、現場の声を聞くことにより、福祉に優しいまちづくりや市民応対に反映させることを目的として開催されています。

 

この日、午前中は、施設の概要説明や、障がいの理解についてのお話、視覚障がいについての講義とアイマスク体験をしていただきました。

 

 

アイマスク体験では、アイマスクをした状態で折り紙を折っていただいたり、二人一組になって、アイマスクをした人と手引き者に分かれて事業所内外を体験歩行していただきました。

 

 

視覚障がいは情報障害とも言われており、目が見えない・見えづらいことにより、外から得られる情報量の87%が遮断されると言われています。

 

そのような状態を体験した参加者の方からは、「目が見えないことで、とても不安を感じた。」「外の環境や状況を相手に伝えることが難しい。」といったような声が聞かれました。

 

午後は、鯖江事業所と朝日事業所のグループに分かれて、現場実習をしていただきました。

 

現場実習後には、実習を通して感じたことや思ったことなどをグループごとに発表していただき、質疑応答も行われました。

 

この研修が、福井市職員の方々の業務遂行の一助となればと思っております。

 

 一日、本当にお疲れ様でした!