光道園 常務理事 挨拶
光道園らしさを基本とした事業やサービス展開に心がけ、障害者の方や高齢者の方、地域に信頼されうる光道園でありたいと思います。そのためには、以下の3つを基本としたいと思います。
- 一、障がい者支援サービスの充実と将来構想
- (1)光道園らしさを基調としたサービス展開
- ・盲重複障害者の専門施設としての光道園
- ・働く、学ぶ、育む光道園
- (2)徹底した利用者本位の支援
- ・自立支援実践を組み込んだ個別支援計画を基本としたサービス展開
- ・利用者個々の状況に合わせグループホームや老人施設への速やかな移行
- ・光が丘ワークセンター建て替え及びライトホープセンター個室化の基本設計
- ・ライトホープセンター職員配置を2.5対1から2対1に加配
- (3)障がい者スポーツ大会出場や園内障がい者スポーツの拡充
- 一、高齢者支援サービスの充実と将来構想
- (1)介護保険施設、事業所の安定経営と高品位のサービス提供を目指す
- ・介護ロボット、見守り装置・AI機器等の活用
- (2)地域包括ケアシステムへの具体的対応
- (3)養護(盲養護を含む)老人ホームの定員確保及び経営健全化
- (4)自立支援型施設、事業所として確立を目指すとともに地域に拡大
- (5)相談支援事業(ワンストップサービス)の充実
- 一、組織及び財政基盤の確立・強化
- (1)法人及び施設経営へのガバナンス強化への取り組み
- ・特定社会福祉法人に準ずる法人として、理事会の責任において、会計監査人の指導の下、財務規律および内部統制整備を図る
- ・電子決裁・デジタル化システムを導入し迅速な経営体制構築と業務省力化を図る
- ・光道園SDGs宣言の実践
- ・以上実施にあたり事務局の課・室廃止(財務、労務、人事、人材育成・確保、入所支 援を一体的に)
- (2)職員の研修・育成体制の強化
- ・光道園ブランディング戦略(2020アニュアルレポート作成・広報活動強化)
- ・臨床心理士による利用者聞き取りとフィードバックにより利用者満足と職員育成
- ・メンタルヘルスチェック及びカウンセラーの定期相談の継続実施
- (3)自然災害、原子力災害、感染症発生時の対応強化と事業継続計画及び平常時の防犯対策
- (4)苦情解決体制及び虐待防止体制の機能強化
- (5)計画的大規模修繕の検討と実施
- ・ホープ、ナースコール入れ替えとタブレット導入
- ・介護ロボット、見守りロボット等各施設導入計画立案
- (6)法人連携による地域貢献活動の具体的な取り組み
私たち光道園役職員一丸となり新たなスタートをきりますが、利用者、ご家族、地域の方々など光道園に関わっていただく多くの方々のご支援、ご協力があってこそと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします。
2021年 4月
社会福祉法人光道園
常務理事 荒木 博文